千葉市美浜区のランニングクラブ/ランナーに起こる怪我について

幕張ベイ・ランニングクラブ

ランナーのためのコンディショニング講座

はじめに
オリンピックでの高橋直尚子さんの活躍や、東京マラソンの開催を皮切りに、ランニングをされる方が増えてきました。
ランニングには、体力向上やダイエット、成人病の予防、ストレス解消など様々な効果がありますし、シューズとジャージがあれば誰でも気軽に始められるからでしょうか。
しかし、過度なランニングによるスポーツ傷害を抱えるランナーが増え、「走りたいのに、脚が痛くて走れない。」そんな言葉をよく耳にするようになりました。
そこで、このホームページでは、ランナーに起こりやすい怪我を紹介し、怪我を予防するためのストレッチやケア方法について紹介していきたいと思います。

ランナーに起こる怪我について

外傷と傷害
スポーツにより起こる怪我は、「外傷」と「障害」に分けられます。
「外傷」とは、一度の大きな外力が身体に加わることによって生じる怪我のことをいいます。足首を捻って捻挫をする、膝を捻ってしまい膝の靭帯を痛める、太ももをぶつけて打撲をする、などが外傷となります。

「障害」とは、小さなストレスが繰り返し身体に加わることで生じる怪我のことです。過度の練習でスネの筋肉が硬くなりシンスプリント(脛骨疲労性筋膜炎)になる、土踏まずの筋肉が疲弊し偏平足になる、などが障害です。

「外傷」と「障害」を総称して「傷害」と呼びます。

傷害の起こる身体の組織
捻挫や肉離れ、靭帯損傷など、様々な傷害が起こりますが、ここでまず始めに、傷害の起こる組織について説明していきたいと思います。

人間の関節は、主に骨、靭帯、筋肉、血管、神経で構成されています。
膝を例に挙げてみましょう。

膝関節の骨 骨と骨が合わさって関節面を作ります。
膝関節は、モモの骨の大腿骨、スネの骨の脛骨
一般にお皿と呼ばれている膝蓋骨で関節を作ります。

膝関節の半月板 関節面を作る骨の部位は軟骨組織で覆われています。
膝関節には内側半月板外側半月板があります。
軟骨組織は関節の運動をスムーズにする働きや、運動の際にかかるショックを吸収する働きをしています。

膝関節の靭帯 骨と骨を靭帯がつないでいます。
前十字靭帯後十字靭帯内側側副靭帯外側側副靭帯の4つの靭帯が大腿骨とケイ骨をつないでいます。
膝蓋靭帯(膝蓋腱)は膝蓋骨と脛骨をつないでいます。

膝関節の関節包 関節包という膜が関節を包んでいます。
関節包の中は滑液という粘液で満たされていて、運動の際に起こる関節の摩擦を減らし、関節の運動をスムーズにする働きがあります。

膝関節の筋肉 関節を動かすために筋肉がついています。
膝を伸ばす動きには大腿四頭筋が、膝を曲げる動きにはハムストリングスが働いています。

膝関節の神経 筋肉に「動け」と司令を出すために、筋肉に神経が通っています。
大腿四頭筋には大腿神経が、ハムストリングスには脛骨神経総腓骨神経がそれぞれ通っています。

膝関節の血管 筋肉に栄養を補給するために血管が通っています。
太モモと膝には、大腿動脈大腿深動脈膝窩動脈が通っています。

膝関節の皮膚 以上の身体の各組織を、皮膚が包み込んでいます。

「骨折」とは文字通り骨に起こる怪我で、「肉離れ」とは筋肉に起こる怪我です。 そして、「捻挫」とは靭帯に起こる怪我のことを指します。(「靭帯損傷」とも呼ばれます。)

次のページでは、実際にランナーに起こりやすい傷害について説明していきます。

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